会長挨拶
![]() |
このたび、皆様が入会された理窓会の歴史は古く、明治22年に発足した「東京物理学校同窓会(同窓会)」が前身となっています。本校卒業生及び在校生で構成され、その主な活動は、毎月1回の談話会および「東京物理学校同窓会雑誌」の発行でした。
「東京物理学校の目的を体し、理学の普及を助け、併せて同窓の親睦を厚うせんこと」を目的に、単なる親睦団体にとどまらず、学校の充実発展のために果たした役割は多大で、同窓会と学校との強い絆は東京物理学校の大きな特色として今に語り継がれています。その伝統は連綿と引き継がれています。これが、理窓会の原点であります。
同窓会は、大正2年に東京物理学校の経営を東京物理学校維持員同盟から委譲され、大正4年には財団法人東京物理学校を設立し、昭和26年に学校法人東京物理学園へ引き継ぐまでの間学校の経営に携わりました。
学制改革により東京物理学校は新制大学として東京理科大学となり、同窓会も「東京理科大学理窓会(理窓会)」と名称を変更しました。
現在、理窓会は大学の運営に直接には関わっておりませんが、法人の重要な機関である評議員会の定数55名のうち22名は理窓会から選出しています。
理窓会の目的は、「会員相互の親睦」、「学校法人東京理科大学の発展に協力すること」です。そのため、理窓会では、会誌「理窓」の発行、会員名簿の発行、全国都道府県支部活動及び関連組織の支援、大学との共同事業など、多彩な活動を行っております。神楽坂にある「理窓会館」は、理窓会が運営し会員相互親睦の場として供していますので、ぜひご利用ください。
「学校法人東京理科大学の発展に協力すること」という目的遂行のために理窓会は過去にも様々な事業を実施してきました。昭和56年(1981年)には東京理科大学の創立100周年記念事業の一環として、多くの同窓から3億円以上の寄付を募り創立100周年記念森林公園を寄贈しました。また、創立110周年を記念して竣工された近代科学資料館(二村記念館)は同窓の二村冨久氏の寄付によって建設されました。
東京理科大学は平成18年(2006年)6月に創立125周年を迎えます。すでに、創立125周年記念事業の一環として、同窓の森戸祐幸氏の寄付(約20億円)により神楽坂キャンパスに森戸記念館が竣工し、野田キャンパスには森戸記念体育館が竣工しました。
平成20年(2008年)には神楽坂キャンパスに125周年記念図書館が建設される予定です。理窓会としましても、周年記念事業が成功するよう全面的に協力してまいります。
同窓の皆様におかれましては、理窓会並びに東京理科大学の発展に向け、力強いご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
2004年9月18日(月)
東京理科大学 理窓会会長 塚本 桓世

